銀行の決算書の見方を知っている企業が強い理由

銀行の決算書の見方を知ることのメリットは、融資が受けやすくなる、銀行交渉がやりやすくなる、という銀行に直接関わる点でのみ発生するメリットではありません。

 


そもそも、銀行の融資が受けやすくなる企業や、銀行交渉がやりやすくなる企業とは、どのような企業なのでしょうか?

 


銀行の目線で考えてみた時に、どのような企業に融資をしたいと思われますか?

 

 

 

 

 


銀行が融資をしたい企業は、一番に、【貸したお金が、滞りなく返ってくる見込みのある会社】その次に、【今後、長くお付き合いができそうな会社】なのです。


つまり、銀行が決算書で見ている点をまとめると、1、企業がどれだけ安全なのか2、今後も長く付き合っていけるほど財務体質が強固であるのか3、もし潰れても債権に充当する資産はあるのかという点である、ということが言えます。

そして、特に1と2の項目に関してましては、
企業経営をされる上でも、非常に気になる点ではないかと思います。

ですから【銀行の決算書の見方を知る】ことは、【安全で、財務体質の強い企業になるために何に気をつければいいかを知る】ことと、ほとんど同じなのです。

それでは、銀行は具体的に企業の決算書のどこを見ているのでしょうか?
実は、銀行が企業を判断する多くの点は、【売上や利益ではない】のです。
このことは非常に重要です。
銀行は、売上があがったから、利益があがったから、という理由だけでは、
一概に融資をしたい企業だとは評価しません。

 

 

 

 

 


銀行は、
資産や負債の記載のある【貸借対照表】を、
売上や利益が記載されている【損益計算書】よりも、
重視しているのです。
では、銀行は貸借対照表のどこをどう評価しているのでしょうか?

それがわかってしまえば、財務体質を強くすることができ、
結果として、企業として継続していくために、経営者の皆様にできることが
自ずと見えてくるのです。