財産を分割する


   遺産分割

【遺言書がある場合】

 

 

<指定分割>

遺言書(「自筆証書遺言」(検認済み)でも「公正証書遺言」等、その他の方式の遺言でも、法的形式が整っていれば効力があります)があれば、その遺言書の内容に従い分割を行い、その内容に従うことがまず優先される分割方法になります。

 

 

 

【遺言書がない場合】

 

遺産相続の分割は相続人が1人の場合はもちろん分割する必要はありません。
相続人が複数いる場合、話合いを行い「この財産は誰が分割をするのか?」ということを話合いによって決めます。このことを遺産分割協議といいます。

 

<遺産分割協議書のポイント>

 

  1. ①相続人全員で行う必要があります!
    ※一部を除外して行った協議は無効になります。
  2. ②法定相続分の割合にかかわらず、自由に行うことが可能です!
    ※協議の中で合意があれば有効です。
  3. ③協議の内容は遺産分割協議書の書面に記載します!
    ※不動産の相続登記などの名義変更や相続税申告書にも使います。
  4. ④協議そのものが行えなかった場合、家庭裁判所に対して、分割の調停・審判を請求できます!

 

   遺産分割の3つの方法!

【 一般的には「現物分割」 】

 

不動産・金融資産・預貯金・株式・家財道具・美術品等を各々に分割し調整する「現物分割」を行い、およその金額で分割されるケースが大半です。

 

 

 

 

【 換価分割 】

 

現物分割が不可能な場合は遺産の全部・一部を売却しお金に換えて、それぞれ調整する「換価分割」という方法を用います。

 

 

 

 

【 代償分割 】

 

農用地や事業用財産など一人がすべてその遺産を承継しなければ、その存続が危ぶまれる場合に関しては一人がすべてを相続し、代わりに他の相続人にはそれなりの金銭を支払う「代償分割」という方法を用います。