自宅前での転倒事故について

 トラブル

Q; 従業員が、朝出勤する際にマンションの廊下で転倒し骨折してしまいました。 どうやら地面が凍結していたそうです。自宅前での事故は労災保険の対象にならないと聞いたのですが、本当でしょうか?

 

A; マンションの廊下での事故は、通勤途上の事故として労災保険の給付対象になります。 

 労災保険の取り扱い上は、「不特定多数の者の通行を予定している場所」を通勤経路としています。

 

マンションの自室を出た先の共有スペースは他の住人も往来する場所ですので、この取り扱いに則り、通勤経路上と認められます。ご相談の怪我は通勤災害となりますので、労災保険の給付(療養給付や休業給付)の対象となります。

 

 なお、自宅前の事故で、労災保険の対象にならないケースも確かにあります。例えば、一戸建ての住居の玄関から門の間で転倒して怪我をしても、その場所は他人が通行することのない敷地内ですので、通勤経路上とは認められず、通勤災害にはなりません。よって、労災保険の給付を受けることは出来ません。

 

なお、その場合であっても私傷病として健康保険の給付を受けることは可能です。

2011年

12月

19日

弁護士・総務Q&A-助成金・奨励金・税制お役立ち!

 弁護士に聞くQ&A

弁護士に聞こうQ&A TOP

‣Q雇用契約書について【弁護士】

‣Q自宅前での転倒事故について【弁護士】

‣Q業務上の事故と示談【弁護士】

‣Q出張帰りの事故について【弁護士】

‣Q退職した従業員からの誹謗中傷にどう対応すべきか?【弁護士】

‣Q借りている倉庫の持ち主が倒産した場合、置いてある物はどうなるのか?【弁護士】

‣Q債権者会議に出席する際の注意事項は?【弁護士】

‣Q自社商品が、パチンコ屋の景品に使われていたのだが?【弁護士】

‣Q隣接地のマンション建築が決まりました、工事が始る前に注意しておく事は?【弁護士】

‣Q他社の従業員を「引き抜く」ことは法に触れるのか?【弁護士】

‣Q労働組合員が社内で宣伝活動を行なっているのだが?【弁護士】

‣Q請負契約を結ぶ時の注意点は?【弁護士】

‣Q倒産するかも知れない会社の役員になってしまったが?【弁護士】

‣Q経営不振の取引先からの売掛金を回収するには?【弁護士】

‣Q他の債権者と競合してしまいました、差押の優先順位は?【弁護士】

‣Q当社の食品を食べた人から「歯が折れた」と損害賠償の請求を受けたのだが?【弁護士】

‣Q一斉に辞めた営業マンが顧客リストを持ち出して別会社を設立したのだが?【弁護士】

‣Qヘルメットを義務付けているのに着用せず事故で負傷した場合使用者の責任は?【弁護士】

 

 

 助成金・制度・奨励金・税制などお役立ち!

 

 

 人事総務に関するQ&A

 

 

管理者おすすめ本


0 コメント