育児休業中の保険料免除はいつの時点からですか?

Q; 当社の育児休業規程および労使協定で、育児休業の申出日までに勤続1年未満の者は育児休業の申出を拒むことができるとしています。このたび産前休業に入る従業員から出産後育児休業を取得したいと相談がありました。その従業員は、予定通り出産し産後57日目で勤続1年となりますので問題はありませんし、健康保険と厚生年金保険の保険料免除措置も受けられると思います。しかし、予定日が早まった場合に育児休業の開始日には勤続1年未満ですので、勤続1年に達するまで有給休暇もしくは欠勤扱いとして、その後育児休業開始とした場合、健康保険と厚生年金保険の保険料免除措置はいつの時点からでしょうか。

 

 

 

 

A; 育児・介護休業法による満3歳未満の子を養育するための育児休業等(育児休業および育児休業に準じる休業)期間については、被保険者分・事業主分とも事業主の申出により健康保険・厚生年金保険の保険料は免除となり、免除期間中は保険料を支払ったとみなされます。

 

 

 

御社の規程では、育児休業取得者の取扱いが申出日に勤続1年以上の者とされているということですが、健康保険・厚生年金保険の保険料免除措置は育児休業取得前の被保険者期間や勤続年数の要件はありません。

 

 

 事業主への申出によりますので、産後休業終了の翌日から育児休業を認めた場合は、育児休業を開始した月から免除措置を受けることができます。

 

 

 

ただし、育児休業を取得せずに有給休暇等を取得している場合、育児休業とはいえず保険料の免除にはなりません。

 

 

 

したがって育児休業の申出日までに勤続1年未満の者は育児休業を拒むことができるとしている労使協定があることと保険料免除措置とは別に考えていただき、当該従業員の育児休業をどのようにするかを検討なさってください